独白サンドバッグ

アウトプットの場です。

引越しとハレとケの関係

以前から思ってたこと、大したことじゃないです。


わたしは今まで、近場での引越しを除くと3回引越し経験がある。少し具体化すると、
田舎(実家)→田舎→ちょっと田舎→都会
てな感じ。実家出てからは一人暮らしかルームシェアです。

実家は中部地方のド田舎。まぁ、暮らすのには不自由ないくらいの田舎だったけど、もう、ずーっとずーっと地元を出たくてたまらなかった。

理由は大きくわけて3つ。まず、プライバシーがないこと。次に、情報量が圧倒的に少なかったこと。そして、身内と離れたかったこと。これらが主な原因だった。
※これらについては後日詳述します

実家にいる時、たまに東京に出かけることがあった。半年に1回くらいかな……いつも東京はとても刺激的な街だった。ハレの街だった。だからいつもおめかしして(させられて)、いつもよりいいものを食べて、ちょっとしたわがままも聞いてもらえて、当然、ポジティブの塊のようなイメージが濃くなっていった。今でも東京大好き。

引越しはお祭りみたいなもの。ケからハレへの移住。そして暮らしていく中で、ハレはケになっていく……以前よりハレの場所が減った、というか、ケの場所が増えたな。馴染みが出てくると、ハレでなくなる。晴れ着が普段着になる。今じゃ新宿行くのにしょっちゅう眉毛書き忘れるわ。……これは違うか。

かようにして、場所としてのハレは、頻繁に訪れることで変化する。でもわたしは役者だから。新しいことを手に出来ると、日常が一気にハレになる。ポジティブなハレ。刺激的なハレとケの往来に棲み付いて、油断できなくて、とても充実してる。それだけに、地元は辛い。どんどん離れてく。良くない意味でのハレになってる。やだな……